喧嘩商売
2006年 02月 26日
喧嘩商売
1~2巻 発売中
木多 康昭
まだ1巻しか買ってないので、漫画の感想は程々に木多さんについて書こうかと。
久米田康治・うすた京介・木多康昭 。この3人は私的コメディ漫画家ベスト3。
木多康昭・・・実名の著名人を作中に平気で登場させたり、下ネタを使って笑いをとる漫画家。
行きつけの喫茶店でジャンプに連載中の漫画家だと気づかれ、「何の漫画を描いてるんですか?」と聞かれたときに「る・・・るろうに剣心」と答えたことはあまりに有名。
東京近辺の喫茶店には彼の書いた和月伸宏や井上雄彦のサインが出回っているらしい。
彼の作品の終わり方もどれもが衝撃的、というか投げっぱなし。
デビュー作・幕張では、この主人公は誰か?という問いかけに関して、
「主人公はガモウひろしでした。」と答えて第1部完。
野球漫画・泣くようぐいすでは、主人公がSFFを覚えたりと盛り上がったと思ったら夢オチで最終回を迎え、最終的に古畑任三郎に主人公が逮捕されて終了。
次作・代表人に至っては、名誉毀損で訴えられて打ち切りとそれはひょっとしてギャグでやっているのかと思ったら、本気で訴えられてたりとミラクルの連発。最後のページは作者の訴えでした。
幕張では"花さか天使テンテンくん"の作者・小栗かずまたを実名で登場させて、「木多さん、いいかげんにしてください。」と怒られてたり、代表人ではあきらかに富樫の絵の後ろに「僕も病気だよ」と書いて単行本では修正されてたり・・・。
ま・・・まぁ・・・木多さん、3年ぶりの連載だし!もう著名人をいじったりはしないよね!
喧嘩商売ではそんなの書かないよね!
訴えられたみたいだし、さすがに反省してr・・・
よりにもよって、しまぶー(女子高生と3万円で遊んじゃった人)をいじるか・・・。