鋼の錬金術師
2006年 03月 26日
鋼の錬金術師
1~13巻 発売中
荒川 弘
アニメ・劇場版を経た人気作。大きなお姉さん達にも大人気。そういえば作者の荒川弘さんが女の人だったってのをこないだ知りまして、びっくりすると同時に妙に納得した。
ただ、「流れを受け入れ理解した上で力の循環と構築式を元に創造する」なんて出来たら苦労しねぇ!とよく思う。それでいいなら実験しないんだよぉぉー!!
余談だが、アニメ版でスロウス(水のホムンクルス)をメタノールに練成して、「メタノールは常温で揮発する」とかエドが言った後に人間一人分の量のメタノールが一気に蒸発したけれども、メタノールの沸点は約65度。
確かに常温で揮発はするがあんなに一瞬であの量が蒸発したらやってられねぇ!と付近の研究室の人が口を揃えて文句いってたのが記憶に新しい。せめてエーテルとかに練成してくれればなー(゚Д゚)
シリアス大目な鋼の錬金術師。が、巻末おまけマンガやカバー裏のマンガの面白さは格別。
下は一例。右が本編、左が巻末漫画。
自分の漫画をコレだけいじってる漫画家さんは他に見ないよ!面白すぎです(゚∀゚)
シリアスなバトル場面にもコメディ挟んで、しかも違和感ないんだからすごいよなぁー。
個人的に11巻からの物語の面白さは別格。それ以前も母親の練成・ヒューズやニーナ・イズミの話などは最近の漫画では群を抜いた出来の良さだと思ってましたが。
最新13巻での下のコマも見ていて泣けてきた。そっと頭をなでている、ただそれだけなのに。
あつかうモノの重さを理解しながら前に進む主人公。今後目が離せませんね。