映画「ゲド戦記」
2006年 08月 17日
感想としては・・・可もなく不可もなくといったところ。「時をかける少女」が良すぎた。
なんというかテーマを言葉にしすぎてるせいか、視聴者に押し付けている感じがした。ジブリ映画なんだからエンターテイメントの押し売りはいらない。
曖昧な点も多い。コレは意図的に監督が削ったんだろうけれども。決まってるんだから何故かとか疑問を持つな!みたいな。逆に原作読みたくなったが。
良い点は菅原文太と風吹ジュン、田中裕子の声が素晴らしい。特に田中裕子は「もののけ姫」のエボシの時から思っていたが、榊原良子に似た感じの声質が素敵。おかげで作中で一番のお気に入りのキャラはハイタカでもテルーでもなく、クモになりました。
テルーの中の人は別の意味で印象に残っちゃった・・・。(↓はうろおぼえ
アレン「大丈夫、飛ぶんだ」 テルー「飛べないわ」
アレン「僕が受け止めるから」 テルー「・・・えいっ(超棒読み」
この時の「えいっ」が夢に出そうなくらい印象に残っちゃったよorz 他はいいのに。
言いたいだけ言ってますが、決して悪くはないかと。最初にも書いたけど「時をかける少女」が良すぎたのも影響してるかなと。あと劇場の雰囲気が悪かったのも影響してるかな。
途中で席を立ったり、携帯を見たりするのはやめてほしいー。マナーモードでも、液晶の光がうっとうしくてしょうがない。いい映画だったらこういう観客も少ないんだけれどもね・・・。