映画「時をかける少女」 その2
2006年 08月 18日
なぜこうも心をつかんで離さないのか?私的な見解を。
高校生じゃなくなってから、かなりの年月が経ちます。本当にいつのまにかです。
あの頃の自分を思い出すと、本当にバカバカしくて楽しい毎日でした。
一応進学校でしたが、私の学年は緩かった。
毎日片道30分かけて自転車通学。
毎日飽きもせず部活に行ったり、友達と色んな話をしたり、他人の恋愛にマジになったり、自分の恋愛に必死になったり、文化祭の出し物でもめたり、誰かの家に泊まりに行ったり、みんなで夜通し「桃鉄」やったり、麻雀したり、下ネタばっかり話したり。
こんなことが全ての時間を過ごした時が自分にもあったと、「時をかける少女」は思い出させてくれた。映画のように素敵なことばかりではなかったけどね。
タイムリープができるなら、こういう時代に戻ってみたいと思う。失敗したことをやり直しに・・・というよりは、あの日々をもう一度過ごしに、と。それは私だけではないはずだ。
けれどもそれは叶わない。それに、待ってられない未来がある。
そんなことを考えました。「時をかける少女」を見て、もう過ぎてしまったあの頃を思い出して・・・というよりはもう一度体感して、今を生きていることを噛み締めることが出来たと思う。