君に届け 2巻
2006年 10月 01日
君に届け
1~2巻 発売中
椎名 軽穂
NANA→ハチクロ→君に届け。自分の中ではコレが定着してしまいました。ハチクロなきあと、少女漫画界を救ってくれるのは「君に届け」だ!
今まではいつも一人だった爽子が、また一人になる。もとに戻っただけのように思えるが、一度知ってしまった"友達"という暖かい存在は忘れることができずに苦しんでしまう。
この後の爽子の様子が、哀しくって哀しくって・・・(´Д⊂
「"好き"って即答してもらえたら・・・何もかも信じられるって・・・思ったでしょ」
この矢野のセリフ後にある上のコマの吉田の涙とセリフが何度読んでも泣ける(´Д⊂
っていうか、今泣きながら書いてるし!もう切ないんだよっ!
大事に思う気持ち、大事に思われる気持ち。
噂には自分の意思がなく、彼にとって彼が知っている爽子だけが爽子だと言うセリフにはグッと胸が熱くなりました。少女漫画のヒーローって、大抵はカッコイイとかそれだけで終わってしまうことも多々あるけれども、この風早くんは好感が持てる貴重なヒーローですね。
この流れが・・・もう王道中の王道で、先がどうなるかなんて簡単に予想がつくのにもかかわらず、涙があふれてとまらないんですよ!またしても泣きながら感想書いてるし!
爽子を疑ったことを恥ずかしいとまで言った吉田。些細なことで悩んでいた爽子を知って瞳を潤ます矢野。そして大好きな2人のために立ち向かっていった爽子。
もう、最高だ、オマエラぁー!また、吉田がいいこと言うん、これが。
「しってる?友達ってね。気づいたらもうなってんの!」
本当にこの漫画に出会えて良かったよ。ありがとう、椎名軽穂先生!
と、いうわけで今期のNo1少女漫画がほぼ確定状態になった「君に届け」。1巻レビューの時に好きだと公言していた吉田が活躍したとあって、自分の中で株が急上昇です。
少女漫画好きなら、読んで失敗はない。むしろ読まなきゃ損です。買いましょう。