秒速5センチメートル
2007年 03月 28日
連作短編アニメーションという変わった形式で、30分3話、全1時間半で構成されてました。
新海さんの作品は「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」と見てきて、今までの作品傾向が日常の中にファンタジーがアクセントとして少し混在しているようなものが多かったと思います。
今回も途中からロケットとか出てきたのでそういう方向性かなぁと思いきや、今回は思いっきり現実路線でした。エンディングまで。
ぶっちゃけ、1・2話までは今までの新海さんの作品の中では一番良い感じでした。が、3話が・・・。思いっきりリアルな結末でしたから、釈然としない感じがちょっとしましたね。
ただ、映画館から帰ってきて暫くこの映画について考えているうちに、この結末もアリかなと思うようになりました。
全編通じて胸がねじ切れるような切なさはあったと思います。でも個人的に一番良かったのはやっぱり第1話かな。
で、この第1話だけYouTubeにアップされてんだよなぁ・・・。なんか複雑。
第1話 「桜花抄」 →1・2・3