青い花
1~2巻 発売中
志村 貴子
久しぶりのZクオリティ(超身内ネタ)。基本的に百合漫画なんですが、ありがちな行き過ぎた性描写もないため、むしろ主人公たちの心情・葛藤が楽しめますね。
特に注目なのが"友達に同性愛者だということがバレてしまう"というもの。ふみが好きになった相手は(今のところ)あきらじゃないわけで、親友に自分が同性愛者ということがバレたらどうしようという悩みを抱え、打ち明け、その後の二人の関係の描き方が凄い良かったです。
そんな彼女も実は姉の婚約者が好きだったという過去持ちで、しかもふみは従姉妹にフラれたばかり。お互いが傷の舐めあいをしているだけではないかという疑問が二人にまとわり付くわけで。色んな感情の中で生きていく彼女らに注目したいですね。
いつでもまっすぐゴーな正確の彼女。同性愛者だと悩むふみを受け止め応援する飾らない彼女が可愛くてしかたないですね。
今後は多分ふみがあきらを好きになっていくんでしょうが、ぶっちゃけあきらちゃんとはくっ付いて欲しくないなー。後関係ないけど、2巻最後に出てくる杉本先輩の同級生(名前なし)がなんか凄い好き。
少女ファイト 2
1~2巻 発売中
日本橋 ヨヲコ
期待大で終わった1巻に引き続き・・・と言うよりかは爆発的に面白くなったような気がする。やはりバレー描写が多いことは個人的にプラス。それだけじゃなくて、練などの精神的な葛藤を描くことも忘れてないあたりが良質になっているんじゃないかなぁ。
この長身セッター、犬神先輩が凄い好きなんですが。飄々とした態度と圧倒的な実力、そして長身をいかしたタメの長いトスアップ。
昔からバレー漫画少ないなぁと思っていて、自分がバレー漫画描くとしたらどんなになるかなあと考えてたとき、似たようなキャラを想像した記憶があります。まーその時はダブルセッターで一人は背が低く、一人は長身という妄想でしたが・・・。とにかく犬神先輩!出番すくねーのな。
で、バレー初心者小田切に指導する練のユニークな練習方法が読んでるこちら側にも分かりやすくて引き込まれました。スポーツものって練習シーンも見せ場のひとつだよね。
勝ち負けじゃなく小田切を踏み絵とした部員達の対応を見たかったらしいので、読んでるこっちも練たち負けるんだろうなぁって思った矢先に狂犬化ですよ。懲りないのね。
ただ練を本気にさせた伊丹さんの実力は確かなわけで。漫画内での力関係がいまいちわかりませんが、黒曜谷は3年生含めても強いよなぁ・・・、部員少ないけど。
1巻読んだ段階じゃ正直どうでもいいキャラの領域を出なかった彼女が、前向きに真面目にバレーに取り組む様子は非常に好感が持てました。髪切ったのもよかった(゚∀゚)ね!
ぶっちゃけ表紙見たときは、誰だコイツってなったのはヒミツ。
というわけで、相当良さそうな漫画に仕上がっております「少女ファイト」。1巻予告が2007年春だったのに2月発売ということで一応早まってるのかな?期待値の高さを表しているような。
後関係ないけど、近況です↓
引越しは17日。毎日その準備と書きかけの小説と、勢いで買っちゃったひぐらし祭とロックマン2やってます。あぁ、これが灰色の青春ってやつなのね!今なら1時間で全クリできるぜロックマン。
あとひぐらしのHPの怖さは異常。 → 見てみなよ(爆)
最初は笑ってたんですけど、歌詞とか見てたら何だかクルものがありました。
あと今日は後輩ちゃんの卒業研究会と私の追いコンでした。
もらった色紙を見て卒業してんだなぁ・・・と実感しました、いままでありがとうございました。
我ながら脈絡ねぇな、コンチキショウ!
ただあの頃 振り返る
無邪気に笑えてた
汚れも知らないままに
ウルトラマン ウルトラマン セブン
でも今じゃそんな事も忘れて
何かから逃げるように
毎日生きてる見過ごしてた景色は
億千万 億千万 過ぎ去りし季節は グラフィティ
君がくれた勇気は 億千万 億千万 過ぎ去りし季節は ドラマティック